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【益城町の人口が８０万人を突破】（ロイター通信）


『益城町は定額給付金を倍にして、さらに毎月給付し続けます』


　２月の町議会において賛成多数で可決した条例がいよいよ４月からスタートする益城町。３月末の時点で町に住んでいれば適用されるということもあって、先月、益城町では空前の人口増加がおこった。

　２月末時点で３．３万人だった町の人口は、一気に８０万人を突破した。「まだ、記載が追いつかなくて、受理はしていますがデータ上に表記されない転入届が１０万人ほどあります」と住民課の課長、栄府理流さん（４６）は言う。わずか１ヶ月で人口が３０倍になる計算だが、そんな大量の新住民の住居はいったいどこにあるというのだろうか？

　「実はあまり知られていませんが、第二次世界大戦の最中に日本政府が益城町に巨大シェルターを建築していたんです。益城町の南にある飯田山（標高４３１ｍ）がありますが、あの山がまるごとシェルターになっています。今回、そこをリフォームして１０万世帯分（約３０万人分）の住居を用意しました。」と話すのは益城町の広報課の飯田さん（２３）。また、地上７２階（地下４階）の町営住宅も２０棟完成し、既に９割の部屋で入居が完了しているという。

　また、これにより今後の動向が注目される事案がある。現在、益城町は熊本市との合併に向けて協議を進めていた。今後、合併はどうなるのか？益城町の町長に直接話を伺った。

「今回のことで人口も熊本市を抜いて、熊本県の１位になりました。益城町単独でも政令指定都市への移行が可能な人口にも達しています。それでも県庁所在地は熊本市のままですので、合併して150万人を越す大都市の県庁所在地を作ることに意義があります。合併はこのまま進めたいと思います。ただ、ぶっちゃけ、人口でも財政でも益城町の方が上なのですから、合併後の名称は益城町になるように提案したいとは思いますけどね。」

　もし、これが実現すれば４７都道府県で唯一、県庁所在地が「町」という県が誕生する。「四字熟語で言うと～”前代未聞”ですかね～」と言うのは熊本県出身のタレント、スザンヌさん。「そしたら、空港にキャサリン's BARの２号店を出しましょうかね～」と母親の経営するお店の宣伝も忘れない。ちなみに熊本県の隣の県は？という記者の問いには本田技「研」と答えるところはやはりおバカキャラのスザンヌ。

　ただ、急激な人口増加で問題もあるようだ、地元のスーパーではレジに並ぶ列が５００ｍにもおよび、教育の現場では１クラス１２０人という箱詰め状態の授業が続いている。また、電車も地下鉄もない益城町の交通もパンク状態。「先月までは３０分位で熊本市の中心部まで行けていたのですが、今は４時間以上かかります」と、２年前にアメリカから移住してきた英語教師のグラン・メッセさん（３２）は困惑の顔を浮かべる。

　「生活面の苦情は来月には解消できるように急ピッチで整備を進めています。しばらくはご迷惑をかけますが…」とのことで、来月にはこういった問題もなくなるようだ。

　しかし、一つの疑問がある。そもそも定額給付金を倍にするとか、毎月給付し続けるとかいう「予算」はいったいどこからくるのだろうか？


「私は家業で中古自動車の販売をしていますが、住民にはそこで車を買うことが義務づけられます。そこで発生した売り上げを予算に回しています」

と町長は自慢気に語った・・・・


　ちなみに、隣の西原村でも「西原村・カモン！ビレッジ」という住民誘致キャンペーンを始めており、１年以内に１００万都市を目指すという。

今後もこの２つのエリアから目が離せない。




＊言うまでもありませんが…あくまでもエイプリルフールのネタですのでｗｗ